2月3日の節分を過ぎると、暦上は春ですが、まだまた寒い日が続いています。
そんな寒い日でも、一歩一歩わくわくビレッジには春の足音が近づいてきています。
わくわくビレッジで、春の初めに一番めだつ花は・・・
赤い5つの花弁が特徴の「コウバイ」です。近づいてみるととても優しい良いにおい!
まさに春の香りでしょう。わくわくビレッジの中には数本の「コウバイ」があります。
木によっては少し花の咲く時期に違いはありますが、全体的に茶色い枯れた葉っぱの中ではとても目立つ存在です。
次は白い花。それは「ハクバイ」と言います。
5枚の花弁は一緒です。花の後には、梅の実がなって食べる事も可能です。昨年は沢山なりました。今年はどのくらい実がなるのかわかりませんが、皆さんも観察してみましょう。
最近気になる事は、梅のウイルスがある事です。先日東京都の農政課の方が来館してわかりました。梅のウイルスに感染した梅の木は切るしかないとの事で、とても残念な話です。わくわくビレッジの梅の木たちが、ウイルスに感染しないで元気に頑張ってほしいと願っています。
寒さに負けずにがんばれ!
今日はとても暖かく、春が来たと勘違いしてしまいそうなくらいです。
気温としては昼12:00の時点でなんと16℃!
しばらく館内にこもってばかりだったので、外に出て見ることにしました。
PAエレメントの前あたり、さっそく「蝋梅(ロウバイ)」を見つけました。
この花は冬ならではですね。雨のしずくが太陽の光を反射して、キラキラしていました。
いい香りに誘われて虫も来ています。
ビオトープにも何かないかと近づいてみると、いきなりバサバサっと大きな音が!
驚いていると、黒い影が飛び出してきました。その正体は、なんと・・・
「アオサギ」でした。
写真ではコンポストの上にいるので少し距離があるのですが、近づきにくい大きさです。
その後飛び立って行った姿は、なかなか迫力がありました。
最後に、山の畑付近にある濃いピンク色のつぼみを発見!
何の花かは、開花の頃にまた更新したいと思います。
今日はとても暖かかったですが、また真冬に戻りそうです。
皆様、お身体に気をつけてお過ごしください。
高尾の森わくわくビレッジを取り囲んでいる雑木林は、月1回ほどボランティアの方々に手入れ作業をしていただいています。
1月10日(土)には新年最初の作業日ということで、作業開始前に作業の安全や雑木林で活動をされるお客様の安全祈願を行いました。
当日の作業は、落ちている枯れ枝を集めて一箇所に運んだり、枯れ葉をかき集めてコンポストセンター(堆肥を作る設備)に運んだりという内容でした。
寒い一日でしたが、みなさん汗をかきながら作業してくださいました♪
みなさんが普段何気なく目にしているわくわくビレッジの雑木林はこのようにボランティアの方々に支えていただいています。ありがとうございます!
安全祈願
枯れ枝の運搬
コンポストセンターに入れた落ち葉
おまけ:キイロスズメバチの巣(蜂はもういませんでした)